日本の不動産の評価は複雑すぎる? 自分でも簡単に査定ができるポイントとは?①

query_builder 2020/09/16
ブログ
行政書士角田法務事務所

こんにちは 角田和也です。  


今回は、土地の評価についてのお話をします。  


相談者の方から「土地の評価を知りたい」とか「自分で簡単にわかる方法はありますか?」という問い合わせがくることがありますが、  


それに対して「評価の目的は何ですか?不動産取引ですか?それとも相続財産の評価ですか?」と返答しますと「えっ 違いがあるのですか?」という言葉がよく返ってきます。  


ひと言で「評価」といっても不動産の評価は目的によってのその評価の結果が変わるのですが、このことを知る方はあまりいらっしゃらないようです。


  例えば、次のような場合ですが  


土地を売りたいので査定をして欲しい

相続税がかかるか心配なので、そのために土地の評価を調べたい

遺産分割協議をするために土地の財産評価が知りたい  


実は、これらの目的ごとに同じ土地を査定した場合でも、評価額は一致しません。  


日本の不動産の関する評価は、一物四価と言って複数の評価基準があり、目的によって使い分けられています。  


そのため、一般の方が、自分で土地のおおよその評価を調べたいと考えても、この使い分けを知らないと、間違った評価を出してしまう危険があります。  


されに不動産の評価を正確に算出するにはある程度の専門的な知識と経験も必要になるため、一朝一夕では正しい評価を出すことは至難の業でしょう。


  でも、ある程度の目安だけでも自分で知りたい と思う方は多いと思います。  


そこで、そんな方には次のポイントを押さえるだけで専門家でなくても、おおよその判断はできるようになります。  


これができるだけで、売却予想や税金関係の評価も出せるようになるかもしれません。  


そのポイントとは?  


まず、不動産業者などの専門家は、土地の評価をするに際し、対象地の近隣相場を参考にすだけではなく、必ずいくつかの指標を参考に調査します。


それは、毎年国から発表される地価公示といわれるものです。  

公示価格とは毎年1月1日に国土交通省の鑑定委員会が調査し発表するもので、相続税路線価など他の評価の算定の指標にもされている重要な価格であり、不動産取引の価格相場の指標にもなっています。  


さらに、地価公示価格以外にも、次のように、その評価する目的によって固定資産路線価、相続税路線価格、などの指標価格が代表的なものとしてあります。  


  固定資産評価額・・・ 市町村から3年ごとに発表されるもので、固定資産税や登録免許税・不動産取得税、相続税贈与税と不動産関係の税金に大きく係ってくる評価です。地価公示の7割程度で評価されます。    


相続税路線価格・・・ 国税庁から毎年発表される価格で公示価格の8割相当で評価されています。主に市街化区域にある土地の相続税や贈与税の不動産評価に使われます。  



まずは、これらの評価の種類をしっかり覚えることが大切です。  



この続きは次回  


自分でも簡単に査定ができるポイントとは?その② 


で詳しく解説します。


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